愛車を守るために、カーセキュリティの導入を検討する方が増えています。特に近年では、CANインベーダーやリレーアタックといった最新の盗難手口が登場し、純正のセキュリティだけでは不安という声も多く聞かれます。
その中でも「オートバックス セキュリティ 取り付け 工賃」に関心を持つ方は、どの製品を選ぶべきか、そして取り付けにいくらかかるのかという点を知りたいはずです。
この記事では、スマートブロッカーをはじめとするオートバックスで取り扱う各種セキュリティ製品の特徴と、それぞれの取り付け工賃の相場を詳しく解説します。さらに、DIYで対応できるハンドルロックや、工賃が高額でも選ばれる理由なども取り上げており、あなたにとって最適なセキュリティ対策が見つかる内容になっています。
自分の車に必要なセキュリティレベルを見極め、納得のいく工賃でしっかりと取り付けてもらいたい方に向けた実践的なガイドです。

取り付け費用って、結局どれくらいかかるの?
- オートバックスで取り扱うセキュリティ製品の種類と特徴
- 各製品ごとの取り付け工賃の目安
- 車種や製品の違いによって工賃が変動する理由
- 高額工賃でも選ばれる製品の価値
- DIYで取り付けできるアイテムとその効果
オートバックスセキュリティ取付工賃の基本
カーセキュリティを導入する際に気になるのが、「取り付けにかかる工賃」です。オートバックスは全国展開しているカー用品専門店として、豊富なラインアップと確かな施工実績を持っていますが、セキュリティの取り付け工賃は車種や製品によって大きく異なります。ここでは、オートバックスでのカーセキュリティ取り付け工賃の相場や構成、他店との違い、選ぶ製品によって費用がどう変動するかについて、詳しく解説していきます。
取付工賃の相場と内訳とは
カーセキュリティの取り付け工賃は、製品価格とは別に重要なコスト要素として考慮しなければなりません。特に電子式セキュリティは取り付け作業が複雑で、正確な配線作業や車両システムとの連携調整が必要となるため、工賃は単なる作業費ではなく「技術料」も含まれたものです。
オートバックスでの工賃相場は以下のようになります。
製品タイプ | 工賃目安(税込) | 備考 |
---|---|---|
ハンドルロック | 0円(自己取り付け) | 自分で簡単に装着可能 |
通信型セキュリティ(SMART BLOCKER) | 約10,000円 | アプリ設定サポート付き |
本格電子式セキュリティ(IGLA2+など) | 27,500円〜33,000円 | 施工内容により変動 |
フル装備ハイエンドセキュリティ(Pantheraなど) | 50,000円〜150,000円以上 | 長時間施工、高難度作業含む |
このように、製品の複雑さに応じて価格帯が大きく異なります。加えて、以下のような費用も発生するケースがあります。
- 車種専用ハーネス代(5,000円〜15,000円)
- 追加センサー・オプションの取り付け費(1個につき数千円〜)
- アプリの月額利用料(SMART BLOCKERなどで月額980円〜)
つまり、セキュリティ本体だけでなく、取り付け・設定・連携調整・後方サポートに至るまで、一連のプロセスに対して費用がかかっているという認識を持つことが大切です。
車種によって異なる工賃の理由
カーセキュリティの工賃が一律でない理由のひとつは、車種による施工の難易度の違いです。
例えば、国産の一般的なセダンと、最新の輸入SUVでは、構造や電子システムの複雑さがまるで異なります。以下の要因が工賃に影響します。
- ダッシュボード内の配線スペースが狭い車種
- 電子制御系統が複雑なハイブリッド車やEV車
- CAN通信へのアクセスが難しい高級車
- 配線やユニットのステルスインストールが必要な場合
これらの条件により、配線処理の時間が長くなったり、特別な工具やソフトウェアを使った初期化作業が必要になるため、施工時間と技術コストが上がります。
例えば、トヨタのアルファードやランドクルーザーのように盗難リスクが高い車は、より強固なセキュリティシステムの導入と、それに伴う綿密な設置作業が求められます。そのため、通常の軽自動車に比べて倍以上の工賃が発生することもあります。
つまり、「この車にはいくらかかるのか?」という問いに対しては、車種情報を元にした個別見積もりが不可欠なのです。
工賃が安い店との違いとは
一部のネットショップや個人事業の取り付け業者では、オートバックスよりも安い工賃を提示していることがあります。たしかに費用面だけを見れば魅力的に思えるかもしれません。しかし、ここで重要なのは「なぜ安いのか?」という点です。
オートバックスと工賃の安い店との違いには、次のようなポイントがあります。
- 施工実績と信頼性の差
- 専用設備・工具の有無
- 技術者のスキルと資格
- 施工後のアフターサポートの充実度
- 保証制度の有無(製品・工事)
オートバックスでは、取り付け後も全国どの店舗でもサポートを受けられる体制があります。また、施工技術者は研修を受け、定められたマニュアルに沿って丁寧に取り付けを行うため、信頼性が高いのです。
一方で、安価な業者では「配線を単純に結線するだけ」「ステルス性を無視して本体が見える位置に取り付ける」「車種への適合をきちんと確認していない」といった施工トラブルも起こりがちです。
価格だけで選ぶと、後から高額な修理費用や盗難被害のリスクを負う可能性もあります。
このように、「安さ」にはリスクが伴うという点を認識し、安心・安全を重視した施工店を選ぶことが重要です。
セキュリティ選びで工賃は変わる?
カーセキュリティ製品の種類によって、取り付け工賃が変動するのは事実です。では、どのような製品が高く、どれが安く済むのでしょうか?
ここでポイントになるのが「取り付けの難易度」と「車両との接続方式」です。
取り付けが簡単なタイプ
- ハンドルロックやタイヤロックなどの物理式
- 自分で装着可能。取り付け工賃は基本的に不要。
- シガーソケット接続型アラーム(ユピテルVE-S37RSなど)
- DIYでも取り付け可能で、工賃は無料または数千円程度。
取り付けに技術が必要なタイプ
- 通信型セキュリティ(SMART BLOCKER)
- スマホ連動やGPS追跡機能を備え、車両と連携するため10,000円前後の工賃が必要。
- IGLAやPantheraなどのデジタルセキュリティ
- 車両のCAN信号やECUに接続する高難度施工で、工賃は2万〜10万円以上になることも。
このように、高性能なセキュリティ製品ほど取り付けに専門知識と高いスキルが求められるため、工賃も高くなります。また、オプション追加やセンサー連動、スマホアプリの初期設定などの付加作業も料金に含まれる場合が多いです。
加えて、同じブランドの製品でもモデルによって構成が異なり、それに応じて取り付け工数も変わるため、最終的な見積もりは店舗で相談することが確実です。
例えば、SMART BLOCKER 2とIGLA 2+の導入においては、次のような違いがあります。
製品名 | 特徴 | 工賃の目安(税込) |
---|---|---|
SMART BLOCKER 2 | スマホ連動、GPS通知、月額制 | 約16,500円 |
IGLA 2+ | キーフォブ認証、ステルス設置、静音型 | 約33,000円 |
ここからわかるように、セキュリティ性能と利便性のバランスを考慮して、予算との兼ね合いで選択することが求められます。
オートバックスセキュリティ取付工賃の注意点


カーセキュリティを導入する際、多くの方が気にするのが「工賃」です。しかし、金額だけで判断してしまうと、後々のトラブルや満足度の低下につながる可能性があります。ここでは、オートバックスのセキュリティ取付工賃に関して、失敗しないための視点や判断ポイントを具体的に解説していきます。価格の背景にある要素や、他店との違い、工賃が高くなる要因などを深掘りしながら、正しく納得して選べるような情報をお届けします。
工賃だけで選ぶと失敗する理由
セキュリティ製品の取り付けを検討する中で、最初に気になるのが費用面という方は少なくありません。特に工賃は目に見えないサービスであるため、「できるだけ安く済ませたい」と考えがちです。しかし、安さだけを基準に選ぶと後悔するケースも多くあります。
まず理解しておくべきなのは、セキュリティの取り付け工賃=技術料と時間の対価であるということです。つまり、単純に部品を取り付けるだけではなく、車両の構造を理解し、安全かつ確実に作業を行う高度なスキルが求められる作業なのです。
以下に、工賃だけで選んで失敗したという実例の原因を整理します。
- 安価な業者で施工後に誤作動が多発
- 本体が外から見える位置に取り付けられ、窃盗団に容易に発見されてしまう
- センサー感度の初期設定が不適切で、住宅街で夜中にアラームが鳴る
- 配線が雑で、内装パネルがきちんと戻されていない
- 施工後の不具合に対して問い合わせしても、対応が不親切または保証がない
これらの問題は、正規の研修を受けていない業者や、経験の浅い担当者によって作業された場合に起こりやすいトラブルです。
また、最近では「短時間で取り付け完了します」とうたって集客している業者もありますが、セキュリティシステムの取り付けは配線のルート選定やステルスインストール(目立たないようにする取り付け)など、時間と労力がかかる作業です。短時間で終わるということは、それだけ内容が簡略化されている可能性が高いと考えてよいでしょう。
このように、工賃の安さだけに惹かれて依頼すると、結果的に盗難リスクが高まったり、二重工事で追加費用が発生することさえあるのです。
セキュリティ内容と工賃の関係性
カーセキュリティの取付工賃は、選ぶ製品の内容によって大きく異なります。特に、セキュリティの機能が増えれば増えるほど、工賃も比例して高くなる傾向があります。
なぜかというと、以下のような理由があるからです。
- CAN通信と連携するデジタルセキュリティは車両のECUにアクセスが必要
- GPSや通信機能付きの製品はアプリ設定やテストも必要
- センサーの配置や感度調整が複数ステップにわたって行われる
- キーフォブやPINコードの初期設定・登録作業に時間がかかる
例えば、オートバックスで扱っている「SMART BLOCKER」は、スマホと連動する通信型セキュリティです。取り付け自体は比較的シンプルな構造ですが、アプリ設定、動作テスト、車種ごとの専用ハーネス接続が必要です。このように、一見シンプルに見えても、施工には専門知識と経験が必要なこともあるのです。
一方、IGLA2+やPantheraのような高機能製品になると、施工内容はさらに複雑です。車両内部にセキュリティモジュールをステルス設置し、車両のコンピューターシステムと連携させる必要があるため、通常の2倍以上の工賃がかかることも珍しくありません。
セキュリティ機能の複雑さと工賃の関係を、以下の表にまとめてみました。
製品タイプ | 主な機能 | 工賃目安(税込) |
---|---|---|
ハンドルロック | 物理的ロックのみ | 0円(DIY) |
SMART BLOCKER | 通信・GPS・スマホ連動 | 約10,000円 |
IGLA2+ | デジタルイモビ、キーフォブ認証 | 約33,000円 |
Panthera Z706 | 2ポイントイモビ、各種センサー連動 | 50,000円以上 |
このように、機能と価格、工賃の関係性を理解して選ぶことで、自分にとって必要なレベルのセキュリティと、納得できる予算のバランスを取ることが可能になります。
工賃が高くなるケースと回避法
カーセキュリティ取り付け工賃が想定より高くなってしまうケースには、いくつかのパターンがあります。これを事前に理解しておくことで、不意の出費を回避し、計画的な導入が可能になります。
よくある工賃が高くなる原因は以下の通りです。
- 車種が特殊(輸入車、高級車、EVなど)
- 追加オプションが多い(傾斜センサー、ドライブレコーダー連動など)
- 希望する設置場所が特殊(トランク内、ダッシュ下など)
- 複数のセキュリティシステムを組み合わせる場合
- 急ぎの日程希望による特別対応
例えば、「LAND CRUISER 300」にIGLA2+とKEYLESSBLOCKを同時に装着し、オプションでステンレススキャナーも加えた場合、工賃だけで5万円を超えることがあります。こうしたケースでは、事前に見積もりを取り、内容を確認してから進めるのが賢明です。
また、回避策として以下の点を押さえておくとよいでしょう。
- 事前相談時にオプションと施工内容を明確にする
- 自分でできる作業(ステッカー貼付やスマホ設定など)は依頼しない
- 必要な機能に絞ったセキュリティを選定する
- キャンペーンやセット割引を活用する
工賃が上がる理由の多くは「手間がかかる作業が増えること」です。逆に言えば、シンプルで適切なセキュリティを選ぶことで、コストを抑えつつ十分な盗難対策を講じることも可能なのです。
他店との比較で見える落とし穴
オートバックスの工賃が高いと感じた場合、他店での取り付けも検討したくなるかもしれません。たしかに、一部のカー用品店や整備工場、個人ショップでは、工賃が数千円〜1万円程度安く設定されていることがあります。
しかし、その差額が生み出す「落とし穴」も見逃してはいけません。
まず、以下のような懸念点があります。
- 作業者のスキルが保証されていない
- 施工実績が少ない車種で、セキュリティの性能を最大限引き出せない
- 後からの不具合や誤作動への対応が不明確
- セキュリティ製品との組み合わせ実績が少なく、設置後に不具合が起きやすい
特にセキュリティは「つければ安心」ではなく、**適切に取り付けられて初めて本来の性能を発揮します。**この性能を確実に引き出せるかどうかは、取り付ける人の技術と経験に大きく依存します。
また、オートバックスでは全国展開している強みを生かして、引っ越し後や旅行先でもサポートが受けやすいという利点があります。他店で取り付けた場合、その店舗限定でしか対応してもらえないことが多く、トラブル時に対応が難しくなる可能性があります。
このような観点から見れば、たとえ工賃が若干高くても、安心して任せられる施工店を選ぶことが結果的には「安く済む」ことにつながるとも言えます。
URL参考リンク(オートバックス SMART BLOCKER)
https://www.autobacs.com/static_html/product/car-electronics/smartblocker/top.html
オートバックスセキュリティ取付工賃と製品選び
カーセキュリティの導入を検討する際、多くのユーザーが気にするのが「どの商品を選ぶか」そして「取り付けにいくらかかるか」という2つのポイントです。オートバックスでは多様なセキュリティ製品を取り扱っており、その価格帯や取り付け工賃も製品によって大きく異なります。この章では、代表的な製品であるスマートブロッカーやユピテル製品の導入コスト感、自分で装着可能なハンドルロックなどのアイテム、そして工賃が高額になるケースでもなお選ばれる理由について、初めての方でも理解しやすいように詳しく解説していきます。
スマートブロッカーの取付費用
オートバックスで取り扱っているスマートブロッカーは、スマートフォンと連動して車両のエンジン始動を制御する画期的なセキュリティ製品です。この製品はオートバックスの専売品であり、最新の盗難手口である**CANインベーダー、リレーアタック、キーエミュレーター(通称「ゲームボーイ」)**に対応しているのが特徴です。
スマートブロッカーの導入にかかる費用は、以下のように構成されています。
項目 | 金額(税込) | 内容 |
---|---|---|
本体価格 | 39,800円 | 専用アプリ・ハーネス込み |
取付工賃 | 約10,000円 | 店舗により若干の差あり |
月額利用料 | 980円~ | GPS追跡、通知機能など |
ユーザーが抱えやすい課題として、「月額費用がかかるのはちょっと…」という懸念が挙げられます。ただし、スマートブロッカーの通信機能やリアルタイム通知機能は、物理的なロック製品では得られない大きなメリットです。
例えば、セキュリティ警戒中にドアが開けられると、スマホに即座に通知が届き、GPSで車両の位置も追跡可能です。これらの機能は、車が盗まれた「後」にも対応できる貴重な機能であり、月額980円という費用に見合う価値があります。
また、取り付けにかかる時間はおよそ1時間〜1.5時間程度。比較的短時間で施工可能な点も利便性が高いと言えるでしょう。
これらの特徴を踏まえると、スマートブロッカーは「費用対効果のバランスが良い通信型セキュリティ」として、初めてカーセキュリティを導入する方に特におすすめできます。
ユピテル製品の導入コスト感
ユピテル(Yupiteru)は国産カーセキュリティの中でも高い信頼性と豊富な製品ラインアップを持つメーカーとして知られています。オートバックスでは、そのユピテル製品の中でも取り扱いがある代表的なモデルに以下のようなものがあります。
- Aguilas VE-S37RS(アギラス)
- Argus D1(アルゴス)
- Grgoシリーズ(ゴルゴ)
- Pantheraシリーズ(パンテーラ)
ここでは、導入のしやすさと機能性から注目されているAguilas VE-S37RSとArgus D1を中心に解説します。
Aguilas VE-S37RS
この製品はシガーソケットに接続するだけで使える簡易型セキュリティで、取り付け工賃は不要です。価格帯はおおよそ15,000円前後。衝撃センサー、ドア開閉センサー、LEDによる威嚇機能が付いており、最も手軽なセキュリティ導入手段の一つと言えるでしょう。
Argus D1
Argus D1は車両のシステムとは独立して動作するセキュリティシステムで、リレーアタックやキーエミュレーターといった最新の盗難手口にも対応しています。車種限定ですが、純正スマートキーと連動して自動的に警戒・解除ができるなど利便性も高く、価格帯は20,000円~30,000円程度。工賃はおおよそ10,000円~15,000円前後が相場となっています。
さらに上位のGrgoやPantheraシリーズになると、取り付け工賃だけで3万円以上、製品と合わせて30万円を超えることもあります。しかし、その分盗難防止能力は非常に高く、「盗難未遂で終わった」「車は無事だった」という体験談も多く見られます。
ユピテル製品は、機能に応じて自己設置可能なものから本格的なプロ施工が必要なものまで選択肢が豊富であり、用途や予算に応じた選択がしやすいという強みがあります。
ハンドルロックなどDIY可能品
物理的なセキュリティアイテムとして最も身近で導入しやすいのが、ハンドルロックやタイヤロックといったDIY可能品です。オートバックスでも多数取り扱っており、費用を抑えて盗難リスクを下げたい方におすすめの選択肢となっています。
代表的なハンドルロック製品の価格と特徴は以下の通りです。
製品名 | 特徴 | 価格帯(税込) |
---|---|---|
メタルワイヤー式ハンドルロック | コンパクト、収納しやすい | 約3,000円〜4,000円 |
T型ロック方式 | 高い防犯性、がっちりロック | 約5,000円〜6,000円 |
L型ダブルロック式 | 合金素材+クラクション警告 | 約6,000円〜7,500円 |
取り付けは誰でも可能で、工具も不要です。使い方もシンプルで、ハンドルにかけて鍵を回すだけ。見た目にも防犯対策をしていることがわかり、抑止効果も期待できます。
ただし、ハンドルロックは万能ではありません。グラインダーや油圧カッターなどを使えば切断は不可能ではないという点には注意が必要です。そのため、あくまで「盗難に時間がかかるようにする」ことが目的であり、他の対策と併用するのが効果的です。
オートバックスの店頭では、車種やステアリング形状に合わせた製品の選び方をスタッフに相談することも可能です。費用を抑えつつ安心感を得たい方には、有力な選択肢と言えるでしょう。
高額工賃でも選ばれる理由とは
カーセキュリティの中には、製品価格だけで10万円を超え、さらに工賃も数万円におよぶ高額なものがあります。例えば、Panthera Z706の導入では、総額で30万円以上かかることも珍しくありません。
このような高額製品が選ばれる背景には、次のような理由があります。
- 純正セキュリティでは対抗できない最新の盗難手口に対応
- IGLA2+などのデジタルイモビライザー機能でエンジン始動をブロック
- 衝撃・傾斜・接近など複数のセンサーで不正行為を高感度検知
- 目に見えない「ステルス施工」で本体を発見されにくい
- 高級車オーナーや被害経験者が「安心」を求めて導入
さらに、オートバックスのような専門店で取り付ける場合、配線ミスや誤動作のリスクを最小限に抑えられるため、製品本来の性能を最大限引き出すことが可能です。
このような製品は、**単なる「盗まれないための装置」ではなく、「車両そのものの価値を守るための投資」**と位置付けることができます。特にランドクルーザー、アルファード、スープラといった狙われやすい車両に乗っている場合、多少のコスト差よりも、確実な効果があるかどうかが重視されるのです。
また、専門店によるきめ細かなヒアリングと適合確認、アフターサポートが付くことも、工賃が高くても納得して選ばれる理由の一つです。
筆者の総評:オートバックスのセキュリティ取り付け工賃について感じたこと
車の盗難が増加している昨今、愛車を守るためにカーセキュリティの導入を検討するのは当然の流れだと思います。私自身もその一人で、オートバックスでの取り付けを考えてみました。そこで感じたのは、取り付け工賃が思った以上に高いということです。
例えば、「イグラ2+」というセキュリティシステムの場合、本体価格が63,250円で、取り付け工賃が33,000円からとなっています。 この工賃を見たとき、正直なところ「高いな」と感じました。しかし、よく考えてみると、車のセキュリティシステムの取り付けは、単なる部品の取り付けとは異なり、高度な技術と専門知識が必要です。
取り付け作業は、車種や年式によって異なる配線やシステムに対応しなければならず、一つのミスが車両の機能に影響を及ぼす可能性もあります。そう考えると、専門の技術者が丁寧に作業を行うための工賃としては、妥当なのかもしれません。
また、オートバックスでは、取り付け実績が多数あり、遠方からの問い合わせも増えているとのこと。 これは、信頼性の高さを示していると思います。安価な工賃の店舗もあるかもしれませんが、技術や経験が不足していると、後々のトラブルにつながるリスクも考えられます。
比喩を使って言えば、高級レストランでシェフが手間暇かけて作る料理と、ファストフード店の料理の違いのようなものかもしれません。前者は高価ですが、その分、品質や安心感が得られます。
最終的に、私はオートバックスでの取り付けを選びました。理由は、信頼性と安心感を優先したかったからです。愛車を守るための投資と考えれば、納得のいく選択だったと思います。皆さんも、工賃の高さだけで判断せず、提供されるサービスの質や信頼性を総合的に考慮して、最適な選択をされることをおすすめします。
オートバックス セキュリティ取り付け工賃に関するポイント
- オートバックスでは、車種やセキュリティシステムに応じて取り付け工賃が設定されている
- 取り付け工賃は、作業の複雑さや必要な時間によって変動する
- 高度な技術と専門知識を持つ技術者が作業を担当している
- 取り付け実績が豊富で、遠方からの問い合わせも増加している
- 安価な工賃の店舗も存在するが、技術や経験が不足している場合がある
- 取り付け作業の質が、セキュリティシステムの効果に直結する
- 車種専用のハーネスや部品が必要な場合、追加費用が発生することがある
- 取り付け後のアフターサービスやサポート体制が整っている
- 予約制を採用しており、事前の問い合わせが推奨される
- 取り付け作業には一定の時間がかかるため、余裕を持ったスケジュールが必要
- セキュリティシステムの種類や機能によって、工賃が異なる
- 取り付け作業中は、代車の貸し出しサービスが提供される場合がある
- 取り付けに関する詳細や疑問点は、専門スタッフが丁寧に対応してくれる
- 取り付け後の操作方法や注意点について、詳しい説明が行われる
- オートバックスの公式サイトや店舗で、最新の取り付け工賃情報を確認できる
参照URL
- [愛車を守る「最新carセキュリティ」] – (https://ab-tsuoka.com/staff_blog/13697/)
- 概要: 車の盗難対策として、最新のカーセキュリティシステム「イグラ2+」の紹介と取り付けに関する情報を提供している。